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スナック:若い女の子from中国

ちょっと言葉も片言かな~という女の子なので、個人的に話を交わしたことはなかった。

彼女のところにはよく通ってくる若いお客がいた。
彼は彼女と隣同士に座り、肩に手を回していることが多かった。
または、手をつないだりしていた。

彼はべったりくっついているし、お尻や胸を触り放題に触っていた。
スカートの中に手を入れていることもあった。

わたしの面接をした人はママではなくてオーナーだった。
「歌は歌える?」「自分のお客を引っぱってこられる?」すべての問いに「はい」と答えたわたしだけど、自分のお客と呼べるほどの人はいない。
個人的にその後も連絡をとりあっているとしても、わたしのためにスナックには来ないだろう。

オーナーがママに新人(わたし)がちゃんとお客を呼んでいるかどうかチェックした。
わたしはママに注意された。
わたしの業績が悪いと、ママの監督不行き届きになってしまうし。

そしてキッチンをつかさどる大きいお姉さんも、横から言った。
「**ちゃんを見なさい。言葉が分からなくてもああやって触らせてお客とってるんだから」

お客呼ぶどころじゃない、辞めよう・・・・・・
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スナック:怖いお姉さん

怖いお姉さんは、美人型、騒ぐよりしっとりさせるタイプ。

何か歌いなよ~、とお客さんに言われてカラオケを歌ったら、通りすがりに服を引っぱられて耳打ちされた。
「あんた、もっとお客さんに分かる歌にしなさいよ。XXXXとかZZZZとか知らないの!?」
――すいません、知りません。タイトルも聞いたことありません。

お客さんの年齢層がかなり高いところにあったので、ここで歌われる歌は本当に知らない歌ばかり。
「デュエットぐらいしなさいよ、YYYYとかRRRRとか」
――有名なデュエット曲なら聴いたこともあるかもしれないが、それは知らない。

怖いお姉さんがついていたお客さんたちの一人が、「君も踊ろうよ」と言い出し、ちょっと踊った。
「あんた、何やってるのよ! 自分のお客ほうりだしてどーするのよ! バカじゃないの!?」
――言われてみれば、だよね。

でもそういうとき、どうやって上手に断わったらいいのか、分からない。

経験が長い人はそういったテクニックがいろいろあるのだろうな。
お客さんを満足させる心理術も具体的なテクニックも、いろいろ知っているのだろうな。

と感心したものの・・・・・・お姉さんの口調はいつも怖かった。
ドスがきいてて、刺すような言い方なのだ。

お姉さんには、あまりに素人くさいわたしは我慢できなかったのかも・・・・・・

スナック:親切なお姉さん

お姉さんは二人いた。
怖いお姉さんと親切なお姉さん。

親切なお姉さんは、何かと面倒を見てくれた。
お客さんに紹介してくれた。
わたしがやってはいけないことをしたら、教えてくれた。
お水の心得を折に触れ教えてくれた。

お客さんにとりもつときは、必ず言っていた。
「期待の新人よぉ!」
「やっと入った日本人の女の子だから、大切にしてあげて~!」
「なかなか日本人の女の子、入ってこないから、長くいてほしいのよー」

ハスキーボイスで元気印なお姉さん。
お客さんのいるところでも、従業員だけのところでも、それほど変わらない人だった。
仕事も楽しんでやっているように見えて、感じがよかった。

でもあと3ヶ月も働いていたらどうだったのだろう?
長くいさせたいと思って、最初は手加減していたかもしれない。

分からない。
良い印象だけを抱いているうちに辞めたので、よかった・・・・・・

スナック:キッチンの大きいお姉さん

店の人員は少なかった。
ママ、お姉さん2人、若い子1人、そこにわたしが追加。
それ以外に、中高年だけど高年寄り、って感じの女性がいた。
その人は「**さん(忘れた)」と名前で呼ばれている、役職不明の人だった。

見た目はいわゆる、おばさんイメージ。
服も気張ってない。化粧もしてない。髪も気を遣ってない。

カウンターの中で調理をする。
かなりな家庭料理。おふくろの味。
かぼちゃの煮物とか、肉じゃがみたいなもの。

ちなみにこの店の人たちは皆、とても健康的。
「おなかすいちゃったー!」と言っては料理を頼む――支払はお客。
「**さんのお料理っておいしいからやめられなーい」と言っては、あっという間に皿を空にする。

もちろん本当におなかがすいているわけではない。
更に注文をとるため、お料理をどんどん食べることが義務なのだ。
だからみーんな肉づきがいい。
太ってるとは言わないけど、腕とか触るとぽちゃっとしてる。

お客さんは皆、**さんと顔なじみ。
「ちゃんとおいしいご飯、食べてるの? 忙しくてその辺で済ませてるんじゃないの? ほら、このかぼちゃ食べなさい。すごくおいしいかぼちゃよ」
なんて、**さん自身でみつくろったお料理の数々をお客に出してあげる。

もちろん、ちゃんと伝票についている・・・・・・

スナック:ママ

年はそれなりにいっていた――ように見えた。
髪が長くて、若い頃は綺麗だった感じ。今でも年を考えなければ整っている。
優しい感じの人で、やわらかい声音で話す。
優しい美人のママを演出しているけど、ママとしての貫禄は当然出している。

小さい店だからまるでママの店に見えるが、雇われママである。

この道の長い、ママとしてやっている人だもの、優しくちゃやっていけない。
本当は厳しい。
それは絶対、営業時間中は見せないけど。

怖いお姉さんがわたしに言う。
「あんたもう少し営業しなさいよ」
優しいお姉さんがフォローしてくれる。
「ママはいろいろ大変なのよ。お客さんはほとんどがツケでしょ。でも店の売上は現金でオーナーに出さなきゃいけないから、ママが立て替えてる分いっぱいあるのよ。ボーナスの日は使う前に連絡して店に来て払ってもらったりしなきゃいけないのよ」
――そういう制度なの!?

お客さんと席にいると、怖いお姉さんは優しい人に豹変する。
「ママって美人だよね」
お客さんが言うと、怖いお姉さんは可愛らしい乙女みたいに装って、
「ママは毎日スイミングを2時間してるのよね~。だから全然スタイル崩れな~い」

髪も毎日出勤前に美容院でセットするんだって・・・・・・

スナック:スナック『浪漫』

引っ越し資金が必要で、またダブルワークすることにした。
とりあえず引っ越し資金が貯まればいいので、1ヶ月だけ働くつもりだった。
結局2ヶ月くらいいたけれど。

前の店はアルバイト情報誌で見つけた。
今度は、店の入口に「カウンターレディ募集」とか「フロアレディ募集」と書いてある張り紙で見つけた。
そういうお店にいくつか面接に行ったけれど、分かったことは基準が厳しいということだった。

大きなお店ではないから、雇うとしても1人くらい。
経験が長くて自分のお客を持っている、とか、若くてすごく美人で客寄せになりそう、とか、一芸に秀でた人材を雇いたい。

でもなんとかあるスナックで雇ってもらうことができた。

「歌は歌える?」
(演歌歌手もどきに歌えるか、という意味)
「自分のお客、持ってる?」
(これまでの経歴の中で出会った客を、「今この店にいるの~、来てね~♪」と呼べるかってこと)

とりあえず全部「はい」と答えておく。
1ヶ月だけしか働かないつもりだったから・・・・・・

Open-スナック編-

--スナック編 始まります--

パブ:退店

今月いっぱいで辞めよう。
そう思ったが、別に何も言わなかった。

わたしがこの店に入ったその日、人気のあったかなみちゃんの退店の日でにぎやかだった。
そのときわたしは、自分が辞めるときはこうはならないだろう、と予感した。
実際、ならなかった。

店を辞めていく子の3分の2は、「バックレ」というやつだった。
何も言わずにある日行かなくなる。

わたしは辞めることを決めると、給料の日に言った。
「次からは日払いにしてもらえませんか? ちょっと苦しくて」

日払いというのは、毎日その日の給料の半分をもらえる制度。
残り半分は給料日にもらう。
給料日にもらう半分は諦めた。

仲良くしてくれた女の子――かつ当時まだ店にいた女の子には、あらかじめ話した。
皆と店がひけた後で出かけて、最後にいろんなおしゃべりをした。

店はのんびりしていて好きだったが、変わってしまった。
この頃になって、指名を必ずとらないと罰金というルールができたのだ。
そろそろ潮時かな、と思って辞めることにした。

いろいろな経験をして、それなりに楽しい日々だったかな・・・・・・

パブ:ドリンク競争

あるとき急に、ドリンクを1ヶ月に50杯以上頼んだ女の子の1位に報奨金が出る、という張り紙が出された。
この店は、指名を競って「No.1のなんとかちゃん」と呼んだりすることもない、のんびりした店だった。
どうして急にこんなことしてるんだろう、という感じだった。

同時に、指名を競う張り紙も出された。
指名で1位になるのは無理だなぁと思ったけど、ドリンクならいけるかも、と考えた。

ドリンクとは、女の子が自分用に頼む飲み物。
たいていは「このハウスボトル(無料)を飲みなよ」と言われる。
ドリンクは日数を多く出ているほうが有利。
わたしは毎日出ていた――労働基準法とか関係ないので、土日も休みなし。

1日1杯はお客にむりやり頼むことにした。できれば2杯。

ハウスボトルにしろと言われたら、可愛く「お酒飲めないからぁ」と言うのもひとつの手。
逆に、「わたしも飲みたいな~、でもウイスキーじゃ・・・・・・ビール頼んでいい?」というのも手。

ビールは効いた。
「酒を飲む」と言われると、なんとなくOKしてしまうものらしい。
でもお金がかかっているので、残すことは許されない――お客の気持ちとしては。
なので、ウーロン茶とかオレンジジュースならまだしも、ビールを何本も頼むと飲むのが大変。

最後は、足りない分をビールで補って、みごと50杯以上を達成。
1位になりました。
でも報奨金て5000円だったんだよね。
それが欲しかったというよりは、あの棒グラフが伸びていくのが楽しかったのかも・・・・・・

パブ:テンドウさん

テンドウさんはイマイさんの同僚。
実家がお金持ち。
イマイさんに遊ぶお金がないとき、よく連れてこられてた。

テンドウさんはブルドックに似ていた。

わたしが辞める少し前、ある女の子が入ってきていた。
名前は忘れた。
板前の修業中の彼氏がいた。
ほっそりした子で、特別可愛いとか綺麗だとかいうわけでもないし、並以下ということもなかった。
かなり普通っぽい女の子だった。

テンドウさんはこの女の子と、どういういきさつかつきあうことになった。
だからそれ以来、女の子のいる店に通うのはやめた。
もともと連れられて来ていることが多かったので、イマイさんなしで来たのを見たことがないくらいだ。
イマイさんは金づるを失ったわけだ。

テンドウさんがその子とつきあっていると知って、少なからず驚いた。
なんか、そういう仕事をしたことのある人とはつきあわないような、育ちのよさを感じさせていたから。

「あいつ、俺と寝て初めてイッたらしいんだよ。板前の彼氏とはイッたことなかったんだって」
いとおしげに彼女のことを話すテンドウさん。

さようですか・・・・・・

パブ:かごめちゃんの恋

かごめちゃんはイマイさんとつきあっていた。

イマイさんには同棲している彼女がいて、「彼女は特別だから、お前とは遊び」と言われていた。
かごめちゃんの側も、「彼女になると大変だから、遊びでいたい」と言っていた。
――かごめちゃんの前の彼は横暴な人だったから、その言葉に嘘はなかったと思う。

でもねぇ――遊びに留めておくのは、難しいものである。
それって女性だから?

最初は「あたしも彼女になるのは嫌なの。面倒なところは彼女がやってくれて、あたしは楽しいところだけ。それってすごくいい」と言っていたかごめちゃん。
やがて本気になった。

それは、辛い。

かごめちゃんはイマイさんの彼女どころか、唯一の浮気相手でさえない。
そういうときに女が思うのは、「でも彼をとりまく女たちの中で、あたしが一番彼のことを愛してる」。
それから次に思うのは、「彼もあたしといると心が休まるはず」みたいなこと。

そして長い長い、我慢と嘆きの日々。

最後にかごめちゃんは賭けに出た。
「あたし、このままではつきあっていけない。彼女と別れないなら、もうやめる」
そして負けた。
「そうか。残念だけど仕方ないね。幸せになりなよ」

そんなイマイさんも、結婚して子どもができたりしただろうか。
そしてかごめちゃんは、どうしているだろうか・・・・・・

パブ:イマイさんの彼女

イマイさんは同郷の彼女と暮らしていた。
出会う女の子たちには「彼女を愛しているから遊びだよ」と釘を刺して、関係を持っていた。

これがまた効く。

あっちこっちのパブの女の子と関係を持っているし、それを吹聴してもいるのに、まるで誠実な男みたいに聞こえるのだ。
これ、意味不明だと思うけど、なんかうまくそういうイメージになってるんだよね。
まったく不思議だ。

イマイさんはほかにも通う店があって、そこのあかねちゃんとかいう女の子とも関係があった。
この店ではかごめちゃんと関係があった。
たぶん、ほかにも関係を持っていた女の子がいる。
定期的でなく、一夜限りの女の子まで入れれば、いくらでもいる。

もしかしたら、彼女なんていなかったのかも。
永続的な関係になることを防ぐ方便だったのかも。
一度だけイマイさんの家に寄ったことがあったが、女性の影は見えなかった。
「今、実家に帰ってるんだ、2週間か3週間くらいゆっくり帰るって言ってね」
そう言っていたけど、本当はどうだったのかな。

「彼女だけは特別なんだ」
あの言葉に、自分も誰かの特別な存在になる夢を見た女の子も多かった。
みんな若かったし。

あれだけ浮気してて「特別」もないもんだ、と今なら笑いまじりに思うとこだけどね・・・・・・

パブ:マメさ

マメなことって、モテる条件には重要だと思う。

イマイさんはとにかくマメだった。
店の外で会いたいと誘うと、いつでも応じてくれる人だった。
――いや、わたしはあまりそういうことはしなかったけど。

イマイさんは店でもいろんな女の子の話を聞いている。
さらにほかの店にも遊びにいって、いろいろな女の子の話を聞いている。

でも覚えていてくれる!

名前はもちろん、前にどんな話をしたか、間違えることがない。
好物とか、彼氏との恋愛エピソードとか、グチとか、悩みとか、ちゃんと覚えていてくれて間違えない。
これは才能だと思う。

わたしが今している仕事も、出会った方々の名前や顔を覚えなくてはならないから、それがどんなに難しいか分かる。
そして、なぜかそれが自然にできちゃう人がいるのも、分かる。

そしてグチや悩みを語った子には、その話題をふってくれる。
彼女はまた上手な聞き手を得て、癒しのひとときを過ごせる。

同僚や後輩と一緒に大勢で来たときには、皆が華やかな女の子に集中する間、地味な子と機嫌よく話している。
地味な子は当然イマイさんに好意を持つ。
華やかな子も、泰然として自分にガツガツ向かってこなかったイマイさんが、気になる。

心憎いばかりにうまい、とよく思ったものである・・・・・・

パブ:イマイさん

イマイさんがモテる理由、1つは会話がうまいこと。

「おもろいネタ」をしたわけでもないし、座をわかせる才能があったわけでもない。
とにかく聞き上手だった。
女の子は常に聞いてくれる相手に飢えている。

女の子の友達同士でその欲求は満たせるけれど、それはギブアンドテイク。
自分の話もするけど、相手の話も聞く。
なかなか、一方的に聞いてくれる有難い人って、いない。

まして、普段は仕事で聞き役、盛り上げ役に回るフロアレディ(当時の呼称)。
イマイさんの聞き上手ぶりには参ってしまう。
だからイマイさんは、主にそういうお店の女の子たちにモテていた。

聞き上手って、割と難しい。
ただ相槌を打てばいいわけではない。
話のツボを分かってくれることが重要――イマイさんはそれをかぎあてる名人だったと思う。

イマイさんがモテる理由、2つ目は落ちなさそうなこと。

女の子は冷たい男に惹かれることが多い。絶対とは言わないけど。
イマイさんは優しいけど、結局遊びでしか女とつきあわない感じ。
心の核のところで醒めていて、誰のことも本気では愛さないような気がする・・・・・・

それって女心をくすぐるものだ。

でもこの人に恋をしたら、絶対すごく辛い思いをする。
だからわたしは気持ちが傾かないよう、セーブしていた。
そういうのはもうたくさんだったから・・・・・・

パブ:モテる男の条件

モテる男の条件って、今では変わっているのかもしれない。
だからわたしがこの店で見た「モテる男No.1」は、今の時代にいたらどうなのか分からない。

彼イマイさんはとってもモテた。
お金はなかった。いつも、ない、ない、と言っていた。
実際、店では時間料金しか払ったことがない。
それさえ、同じ会社のお金持ちの同僚を誘っておごってもらおうとしてた。

わたしもイマイさんは結構、好きだった。
気をつけていなかったら、イマイさんに熱を上げてしまって、大変なことになってたかもしれない。

というのは、イマイさんは誰のものにもならない男、だったから。
前の記事のかごめちゃんは、このイマイさんに惚れて惚れぬいて、辛そうだった。
(ようやくふっきった後に、ホストの彼ができた、というわけ)

どうしてイマイさんはそんなにモテるのか。

会話がうまかったからだと思う。
彼は聞いてくれるのだ。
そして共感してくれるし、実によいタイミングでわきまえた相槌をうってくれる。

天然でホストの才能があったのかなぁ、と思う。
イマイさんの話術について、次回に続く・・・・・・

パブ:かごめちゃん

かごめちゃんは九州のある県の出身。
同郷の彼氏がいた。

「彼は九州男児だから、亭主関白みたいなとこがあってね」
と語っていたが、それって九州男児だからなの? 彼個人の性格じゃないの?と、聞いた人は皆思った。

かごめちゃん曰く――
 彼と一緒に住んでいた部屋に、ある日彼が他の女を連れ込んだ。
 そこへかごめちゃんが帰って来たので、中に入るなと追い出された。
 行くところもなくて、寒い中じっと外で待っていた。

それが一番印象に残っている話だけど、そういうエピソードがたくさんあった。

かごめちゃんは若くて――といっても19歳にはなっていた。
結局、彼とは別れた。

彼女は、わたしが辞めるほんの少し前に入ってきた女の子。
だからあまり店では絡むことがなかった。
でも辞めた後もときどき会ったり、話をしたりした。

かごめちゃんは最終的には新しい彼ができ、新しい仕事に就いた。
ただ、その仕事というのはやっぱりホステスで、彼氏というのはホストだった。
ホステスが仕事帰りによく通うホストクラブで働いてる人なんだという・・・・・・

パブ:蒼子ちゃんと麗華ちゃん 2

お店に来た人が全員誰かを指名するわけではない。
誰でもいいよ、というお客のところには空いている女の子が順番につかされていく。
そしてこの店は「誰でもいいよ、だから指名料は払わないよ」というお客が圧倒的に多かった。

「蒼子(そうこ)ちゃん、○番テーブルお願いします」
ボーイくんが指定して、蒼子ちゃんが物憂げな物腰でテーブルにつく。
「あおこちゃん? こっち座って座って」
とお客が名札を見て冗談を言う。
「そうこです」
一見無愛想に見えるけど、蒼子ちゃんが言うとさまになる。

何分もしないうちに、お客は蒼子ちゃんにねだられて蒼子ちゃんを指名する。
「指名してくれればずっとこのテーブルにいられるから――」
蒼子ちゃんを指名すると、蒼子ちゃんはまた優しく物憂げに、当然のようにお願いする。
「友達もいるの。彼女も指名して」

わたしはこれを麗華ちゃんがやっているのを1度だけ見た。
でもたいていは最初に指名された蒼子ちゃんがお客の隣に座って、友達のよしみで指名された麗華ちゃんが向かいの席に座っている、という図だった。

――どうして蒼子ちゃんはそんな不平等条約を結んでいるのだろう、と思ったら、噂が聞こえてきた。
蒼子ちゃんは、麗華ちゃんのお母さんが貸している持ち家に、ただ同然で住ませてもらってるからよ。

不平等じゃなかったわけか・・・・・・

パブ:蒼子ちゃんと麗華ちゃん 1

蒼子ちゃんは「そうこ」ちゃんと読む。
麗華ちゃんは「れいか」ちゃんと読む。

麗華ちゃんは、わたしのイメージでは「麗華ちゃん」というより「麗華ママ」だった。
なんかすごく、貫禄があったのだ――いや、体格って意味じゃなく。
体格も決して小さくはなかったが、別に巨大だとか太っているというわけではない。ちょっとどっしりしているかな、くらい。
でもその貫禄はママ並だ――としか、わたしには思えなかった。
声も大きい。態度も大きい――ように見えてしまうタイプ。
年も結構いってる?――と見えてしまうタイプ。本人、20代前半と言っていたけど。

蒼子ちゃんのほうは逆。
触れたら折れそうな華奢な感じで、顔立ちもお化粧も端正。美人。
細い声、アンニュイな風情、細い体。

蒼子ちゃんと麗華ちゃんは、一緒に新宿のお店から移ってきた。

この2人は指名協定を結んでいた。
どちらが指名されても必ず「○子ちゃんも呼んであげて」と相棒を指名させる。
これで指名量が2倍になるというわけ。

しかしこの協定、傍目には一方的に麗華ちゃんにとって利点のあるように見えた・・・・・・

パブ:歌舞伎町から

名前は忘れちゃったのだけど、歌舞伎町にいたという女の子が入ってきた。
うーん、なかなかお目にかかれないお顔立ちの女の子だった。
若いんだけど――これで水商売ができるのか、と思うような・・・・・・
それどころか、一般女子としての生活にも甚だ支障があるのではないかと思うような・・・・・・

外見を云々するのはどうかという向きもあろうが、ここはぜひかなりの不美人を想像していただきたい。
そうすると彼女のすごさが分かるからだ。

それほどの不美人なのに、席はちゃんと盛り上がる。
彼女にはすごく「エロ」な持ち(替え)歌があったけど、それだけのせいではない。
話もちゃんと盛り上げる。
明るいというか底抜けにノーテンキっぽいけど、それがキャラ。
全然上品そうじゃないけど――というかむしろ下品そのものだけど、それもキャラ。

あっというまに彼女の顔のことは忘れてしまう。

彼女は「歌舞伎町から来たんだよ」ということも売りネタのひとつにして、面白おかしい話を披露してはお客を笑わせていた。
下ネタも飛ばしてお客を楽しくさせていた。
でも実際にパンツを見せたり、胸を触らせたりはしない。
ちゃんと守るべき一線は守っている。

さすがは、と思わされた・・・・・・

パブ:みかさん

みかさんは、前は新宿のお店で働いていたと言った。
新宿のお店――わたしにとっては、怖いところっていうイメージ。

みかさんは情が篤そうな人だった。
素材は地味だったかもしれないけど、新宿の店で働いていただけあって、それらしいお化粧や身のこなしで夜の蝶っぽかった。
正直言って、この店はほとんどが素人っぽい感じの女の子なのだ。

みかさんは、日野美歌という歌手の「恋」という歌が大好きだと言っていた。
他の歌手も歌っているのだけど、日野美歌のがいいんだ、と。
みかさんは高いピンヒールの黒い靴を1足、店の更衣室に置いていた。
そして仕事中はそれを履いていた。

みかさんの出身はわたしと同じ県だったので、偶然に驚いた。
どうして水商売をしているのかというと、借金があるからということだった。
「結婚を約束してた彼がいて、彼の借金の保証人になったの。それが500万あって。彼は消えちゃったから返さなくちゃいけないの」

同郷だけに悲しい気持ちになった。
でもみかさん本人は、「頑張って働いて借金返して、こういう仕事は1日も早く辞めたいの」と明るく語っていた。

みかさんは風邪をひいたと言って店を3日くらい休み、4日目に店長が「あんなやつクビだよ」と言うのを聞いた。
みかさんのピンヒールの靴は、わたしが辞めるときもそのまま更衣室に置かれていた・・・・・・

パブ:女の子たち

女の子はどんどん入ってきて、どんどんいなくなる。
わたしが働いている間、男性4人は変わらなかったけど、女の子はずいぶん変わった。

3ヶ月しか働かなかったが、なんとなく前半と後半に分けられる。
前半は素人っぽい女の子が多く、美人が多かった。
後半はプロっぽい女の子が増え、接客テクニックのある人が増えた。

前半と後半を通していた人たちもいるので、はっきり女の子層が別れるわけではない。
でも傾向としてはそんな感じかな。

後半に入る頃には、冬来ちゃんという美人も辞めていた。
彼女は引き抜かれて辞めた――というか、もっと高給を出すよという店があったので、辞めた。
それも納得の美人、おまけに客あしらいのうまさも兼ね備えていたから。
新しい店は週に1度ジーンズデーというのがあり、その曜日は女の子たちは皆ジーンズなのだそうだ。
面白いね・・・・・・。
店長に気に入られ、他の女の子たちより2000円高い時給をもらうことになったそうだ。

それなら辞めるのも納得。
彼女自身は、ジーンズデーのような面白い企画が好きだから気に入っている、と言っていた。

後半には「この店の前は新宿にいた」という女の子たちが立て続けに4人くらい入ってきた。
それで少しプロっぽくなっていったのかもしれない・・・・・・

パブ:からくり

隣のパブは熱心に営業しているというのに、こののんびりしたムードは何だろう?
本当にこんなのでいいのか?
どうしてこんな営業で許されているのか?

実はこの店は儲からなくていいのだそうだ。
隣のパブの上には、ファッションヘルスがある。
(えっと、当時は「ファッションヘルス」と言っていたが、今ではどういう名称なのだろう)
そのファッションヘルスとこの店のオーナーは同じ。

このパブと違ってヘルスのほうは儲かっている。
儲かる→税金が高い→でもこのパブが儲かっていない→税金対策になる
という仕組みだったらしい。

これも聞いた話なので、よくは知らない。
本当にそういうことになるのかな?

「あっちはすごいらしいよ。あっちで働いてたら大変だったかもね」
と誰かがボーイくんに言っているのを聞いた。
「はだかの女の子たちが走り回ってるそうだから」
「1本抜いてナンボの世界だからね、ボーイがぐずぐずしてるとすごい怒られるって」
「数こなさないと給料にならないからね」

そうなんですか・・・・・・

パブ:もうひとつのパブ

お客さんが帰るときは、店の外まで見送りに行く。
そして挨拶をする、という話を前に書いた。

この店の隣に、もう一軒似たようなパブがあった。
やっぱり女の子がいて、1時間いくら。

「でもあの店はすごいんだよ」
あそこは客が帰るとき、姿が見えなくなるまで見送る。
本当にじっと背中を見ている。
もし振り返ったら、盛大に手を振ったりジェスチャーをしたりして挨拶。

「それに終わった後、反省会があるんだって」
指名をとれなかったり、あまり料理や別料金飲み物の注文をとれなかったりしたことを反省する。
ミーティングと称して、常にモチベーションをあげよう――か、もしくは後ろから追い立てよう、と。

それは怖いなぁ。
そっちに面接に行っていたらどうなっていただろう。
こののんびりした店でこそなんとかやっていけるが。

そっちの女の子たちは当然名刺もフル活用していて、中には個人的な連絡先を教えている子もいるという。
自分の客の足が遠のいていると、電話してみたり店外で会ってみたり。
いや、業界では当り前のことなんだけど、この店の女の子はそんなことほとんどしないから――。

つくづくこの店でよかった・・・・・・

パブ:カラオケ

カラオケがついていた――まあ当時カラオケ全盛だったから。
わたしはここでいろんな歌を覚えた。
そうそうカラオケを歌う人はいなかったし、女の子に歌わせる人もいなかったけど。

めぐちゃんは演歌が好きで、石川さゆりなどはめぐちゃんの歌で覚えた。
自分でもときどき歌うようになったけど、本物を聴いたことなく歌っていたので若干違うものだと分かった。
めぐちゃんは若い歌手の歌も失恋ソングが多かった。

まだ記事内に出てきていないけど、わたしが辞める少し前に入ってきた女の子の歌はすごかった。
歌舞伎町仕込みのエロティックな替え歌で、早い時間に歌うとひいてしまうくらい。
うまい! よくこんな替え歌詞思いつくね~! さすが歌舞伎町!
と思った。

ここには書けない。きわどすぎて。

それから、やっぱりこの後に出てくるみかさんも演歌好きだった。
でもあまり長くいなかったので、たいして聴いていない。

前に出てきたさなちゃんは、歌い方もおっとりまったり。
さなちゃんを写真に撮りたがるお客がいたが、歌っている姿も当然撮っていた。

昔ながらのデュエットソングを歌いたがるような客層ではなかったので、そういう歌は歌われなかった。
お客さんが歌った歌で一番好きだったのは、尾崎豊の「I LOVE YOU」。
あれもこの店で初めて聴いた・・・・・・

パブ:仕事の流れ 席で~帰るまで

ボーイくんは常にフロアに注意している。はず。

なのでアイコンタクトやジェスチャーで注文を伝える。
アイス、ウォーター、おしぼり、料理の注文、お会計。

お会計はアイコンタクトの後、両手の人差し指で×を作る。
それ以外は、アイコンタクトでボーイくんがやってくる。
ボーイくんは席の横にひざまずく。
「アイスお願いします」
「はい」
という流れ。

お客さんがトイレに行きたいという場合は、何度も来ている人であってもご案内する。
この奥にトイレがある、というところまで案内して、あとは出てくるまでそこで待つ。
ちょっとした休憩時間。ふぅ~。
ボーイくんが通りかかるとちょっと話したりして、本当に小休憩。

待ち位置にはおしぼりが入っている保温機械があって、そこからおしぼりを出す。
広げて手に持ち、トイレから帰ってきたお客さんに渡す。

1時間経つと、お時間ですコールがあるので、延長するか帰るか決めてもらう。
延長の場合はまた1時間数千円。

帰るときは、席での会計の後、一緒に店の入口まで行く。
「今日はありがとうございました~」とかなんとか話して、お客が駅に向かうのを見る。
店の外に出られるので、これもまたちょっとした休憩時間。
ふぅ~。外の風って気持ちいい・・・・・・

パブ:仕事の流れ 席で

必需品、ハンカチ。
4つ折くらいにしたハンカチを膝にのせておく。
ちょうど2本の足がスカートから出ているあたりに。
こうしておくと、あの足が出ているところの薄暗い隠微な印象がなくなるから。

席で足は組まない。

「何になさいます?」「ハウスボトル」
はいはい、だと思ったよ。
――ということで、水割りをつくる。

アイスとウォーターは手回しよくボーイくんが運んできている。
(忙しいときはマネージャーや店長もこの仕事をしている)

後はお話し相手をする。

最近よくテレビで見る銀座の夜の蝶たちみたいな、熱心な営業はしていなかった。
誰も別に勉強家じゃなかったし、話題のために新聞読んだりテレビ見たり、ということもしていない。
新宿や渋谷の夜の蝶たちみたいに、若さを強調して盛り上げたりもしていなかった。

わたしが働いてた頃はいい時代だったんだね~、とああいうドキュメンタリーを見るとつくづく思う。
ナチュラルに相手をしていればよかったから。

もし胸とかお尻とか、性的な部分を触ってきたら?
それは店ルールで禁止されているので、マネージャーやボーイくんがやめさせにくる。
ホントにいい時代だったんだねぇ・・・・・・

パブ:仕事の流れ 待機~席につく

まず、待機。
空いている席が待機席になる。
たいていは入口からすぐ見えるところが待機席。
そこがお客で埋まると、奥まった席が待機席になった――この席は必ず最後に埋まることになっていた。

待機している間、足を組んでもいい。
高級なクラブはそんなのダメ。
ここはパブだから、足組みOK。
なのだそうだ。

お客さんが来ると、誰かが呼ばれる。
指名があれば当然指名された人が行く。
指名料を払うようないいお客なら、もし店が暇な時間帯だったらもう一人くらいヘルプをつかせる。

指名がなければ、任意――店長のその日の気分で誰かがいかされる。
もしかしたら「この客はお金がありそうだから、リピートさせられそうな美人をつかせよう」とか計算があったのかもしれないけど、傍目には規則性は読み取れなかった。
指名のないお客に1人つくか2人つくかも、店長の心次第。

当然、女の子たちはできれば待機していたい。

お客が増えれば女の子たちは出払うし、2人3人いた席は1人になっていく。
女の子はテーブル数以上いるようにできる限り雇われていたので、よほど運が悪くない限り女の子なしってことはない。

でも1時間数千円というのは、「女の子と飲む」時間に対しての対価だから、当然だよね・・・・・・

パブ:その筋の方

なんか、前回の記事から考えると「その筋の方」ってやっぱり怖いように思うけれど、そうでもない。
一度、「その筋ではナンバー2のとても偉い方」というお方が、若い者を連れて店にいらしたことがあった。
「若い者」の恐縮ぶりを見ても偉い人だろうと分かるし、店長ももう緊張、恐縮の嵐。

当然、指名などなくてもありったけの女の子がつぎこまれ、席につく前に「くれぐれもよろしくね」と申し渡された。
その日は女の子の数が少なくて、上玉を集めてってわけにもいかなかったので、わたしもその席についた。

ナンバー2は穏やかに飲み、女の子にも優しく、不必要にくっついたり触ったりするような威厳をそこねる行動もとらず、若い者に酒をすすめたり声をかけたりしていた。
遅い時間にいらしたので、閉店の時間になった。
別の店で飲みなおすか、ということになった。
「女の子もぜひ一緒に」と好意で言ってくれた。

こういう優しい好意を示されて、ここぞとばかりに出かけて自分を売り込みたいと思うようなプロはこの店にはいない。
誰も行きたがらず、店長大弱り――仕方なく、わたしともう一人の女の子が行くことになった。

行った先には当然その店の女の子がいるわけで、そういう場でどうしていいか分かるほどのキャリアもなかったので困った。
でもナンバー2は終始穏やか、笑顔、連れて行った女の子がいづらくなるような雰囲気になることもなく、なごやかに飲んだ。
最後は、わたしにまで名刺をくれた。

やっぱり大物は違う――!と思った日だった・・・・・・

パブ:コバヤシくん

もう一人の『ボーイくん』、コバヤシくん。
ミュージシャン志望か?って感じの青年。
でも本当にミュージシャン志望だったとは思えない。
ボーイくんは2人ともほぼ毎日出勤していて、泊り込みになることも多かったようだし、バンドの練習してる時間があるようには見えなかった。

店は当時はどこでも書いてあった「暴力団関係の方おことわり」の張り紙を貼っていた。
今でもああいうのってあるのかな?

来店のときに、暴力団関係らしき方々、泥酔した方などはお断りするらしい。
しかしあるとき通してしまった。

通ってしまってから「申し訳ありませんがお帰りください」と言われて、そのお客たちは怒った。
騒ぎになってしまって、マネージャーとコバヤシくんが巻き込まれた。
もう殴る蹴るの喧嘩になり、お客が振り下ろした氷入れが当たって、コバヤシくん流血。

どうしてそういうときに限って、体育会系のタカハシくんがいなくてコバヤシくんなのだろう。
コバヤシくん、見るからに非力そうだし・・・・・・。
実際はどうあれ、見た目が非力そうだと相手もがぜんやる気になるよね。

でもそんな目にあっても、その後もちゃんと出勤し続けたコバヤシくん、ちょっと見直したよ・・・・・・

パブ:タカハシくん

『ボーイくん』と呼ばれる存在が2人いた。
タカハシくん。見た目は「好青年」、実際も好青年で20歳で、純情そう。
コバヤシくん。見た目は「何、ミュージシャン目指してんの?」で、実際は不明、21歳、性格不詳。

顔がいいのはタカハシくん。体育会系のノリ。とっても健康的な印象の青年。色白。
コバヤシくんは色黒。バンドマンのノリ。どっちと言われれば決して健康的とは感じられない若者。

タカハシくんは前に出てきた冬来ちゃんに惚れていた。
まさに「惚れている」って感じ。
洒落た恋愛とは違って、「惚れてる」って感じなの――うまく違いを説明できないが。

わたしはタカハシくんの相談によくのっていた。
冬来ちゃんて面白くて好きだったし、応援していたのだけど、タカハシくんはどうも控えめだ。
「冬来ちゃんはキレイだし、自分なんてとても手が届かない」
どんなに「そんなことないよ、タカハシくんだっていいよ」と言っても、冬来ちゃんにふさわしい自信がつくことはなかった。

ちなみにタカハシくんもわたしにあれこれアドバイスしてくれた。
ずっと店に出ているから、いろんな女の子、いろんなお客を見ているからだ。

冬来ちゃんを指名していたサラリーマン風のお客は、冬来ちゃんが辞めたあとはわたしを指名していた。
たぶん、好き勝手してもわたしがうまく対処できなかったからだろう。
ほっぺたとか、ベロベロなめてたもの。
「うさぎちゃん、もっとビシッと断らなきゃ」
「冬来ちゃんみたいにうまくできないんだよね」
――そして君ももっと自信持たなきゃ、タカハシくん。

タカハシくんの冬来ちゃんへの恋はついに実らなかった・・・・・・
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