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Flash 閑話休題

B先生の学生さんが、Flashを使ってどのようなことをしているか、見る機会があった。

ある女性の学生さんが作っていたのは、一種のソフト。
自閉症などの心に問題を抱えた子供にお風呂の入り方を教えるもの。
クリックすると犬がシャンプーしたりすすいだりする。湯舟につかる。

この作品、最初に見たときは「へえ、すごいな」と単純に思っただけだった。
しかし自分で何か一から作ってみると、どれほど細部に技が使われているか分かる。
お湯の表面に波紋が広がるのや、水が蛇口から一滴一滴落ちる様子。
そういう細部もなかなか表現するのは難しい。

ときどき排水口から水がジャーンと噴出すように設定されている。
何回かに一回はねずみが顔を出す。
わたしたちはこれをとても楽しいと思った。
ねずみがもう一度見たい!と言った。
けれど先生がおっしゃるには、考える余地もあるとのこと。
心に問題を抱えた子供用のソフトだからねずみが出てくるのを怖がるかもしれない。
お風呂は楽しいよ、と教えるつもりで逆効果になることもある。
「ねずみがいきなり出てくるなら入りたくない」と本気にしてしまう可能性もある。

これはユーザーにとって使い勝手のいいものを考えましょう、というB先生の専門分野。

別の男性の学生さんが作っていたのは、発達障害や知的障害のある子供を対象に言葉を教えていくもの。
具体例は覚えていないのだけど、たとえばご飯を持っている絵だったら箸を選ぶ。
正解すれば絵が動いてご飯を食べる。という作りだった。

このFlashは、マウスが上に来たらボタンの色が変わるように作られていた。
青いボタンが赤くなる。
それは見にくいと先生が指摘していらした。
というのも虹で言ったら赤と青は反対の色。目が疲れるらしい。

これもまた、ユーザビリティ、アクセシビリティの問題。

奥が深い、と思った・・・・・・
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Flash作品 ブラックタイガー

いざ何かを作るとなると、一体どういうものを作ったらよいのか。
大体Flashってどういう時にどういう風に使うのか。
わたしって全然分かってなかった、と悟る。

ふと閃いて、以前見た映画のワンシーンを作ってみよう!と思いつく。
結局HTMLでサイトを作ったときと同じ発想だ。

タイトルは『怪盗ブラックタイガー』、タイ映画だ。
このタイトルを言ったら「えび?」と言われたが、違う、黒い虎だ。
義賊なのだ。

オープニングで蓮の花咲く池が出てくる。花咲くというか、茎が絡まるというか。
その中をボートを漕いでゆくとパゴダに似た建物があって(あずまや?)、そこでヒロインが待っている。
駆け落ちをするためにスーツケースを一つ持って。
でも彼は怪盗ブラックタイガーとして、悪と戦っている。
彼女と駆け落ちするわけにはいかない。彼女は待ち続けるが彼は来ないのだった・・・・・・。

このシーンをFlashにした。

波はモーショントゥイーンでずっと定期的に動いているようにする。
蓮のつぼみは、クリックすると開くようアクションスクリプトを入れる。
パゴダ風の建物と女の子の服は、マウスを乗せると色が変わるというイベントを入れる。
ブラックタイガーのマントはシェイプトゥイーンでずっと翻っているようにする。

ほとんど先生と周囲の人とテキストに頼りっきり。
後になってもどうやって作ったのか分からない・・・・・・

最後の月 グループAとB

最初の週はPerlの続きが残っていて、その後、希望で二組に別れた。

一つはあるネットワーク系の試験勉強をするグループ。
ここにはこの月にこの資格を受験予定の人が入った。
それ以外に、いずれは受験したい――卒業してからになるかもしれないけど、という人もいた。
受験の予定はないけれど、ネットワークの勉強をしたい、という人も参加した。

このグループAを教えるのは、担任のA教授。

もう一つがFlashで自主制作をするグループ。
担当は副担任のB教授。
こちらのグループに集まったのは、Flashをやってみたい人。
それから就職活動をたくさんしたいので、自習のグループがいいと考える人。
もう勉強はいいかな、という人もいたかもしれない。

グループAは、別な部屋に移り、時間割通りに勉強していた。
A先生が講義をしたり、問題を解かせたりしていた――ようだ。
グループBはいつもの教室でほぼ自習だった。
B先生はときどき覗きに来てくれた。
また、研究室が近いので、分からないところがあれば聞きに行ってもよかった。

わたしはBグループにした。
全然分からなかったくせに、Flashで何か作るというのに惹かれたのだ。
どの科目もそうだったが、自分で一から作るのはとても楽しい。

でも製作時間の1/3は、就職活動の準備にあててしまった。
時間が足りなくて、作品を完成させるまでとても焦った・・・・・・

最後の月

いよいよ最後の月になった。
もうまもなく卒業だ。
修了式は月末、24日の予定だった。

できればそれまでに就職を決めてもらいたい。
就職課はとても熱心になり、頻繁に教室にやってきては激励する。
どのような活動をしたかを記入する用紙を、毎週提出しなければならない。

ハローワークに情報収集に行きました、というのは出席にはならないが、面接はなる。
就職試験や面接に行った場合は、書類を持参して相手先にハンコをもらえば出席扱い。

出席か欠席かというのは二つの意味で重要だ。
出席でないと給付金をもらえない。
そして出席が足りないと修了証書をもらえない。

このように就職活動にいそしむことが奨励されている。
そして最後の月なので、受講生側もそろそろ活動が活発化する。

こんなに講義を抜けたり休んだりしては、教えるほうは授業にならない。
また、就職が気になって、勉強に身も入らないだろう。
――ということで、この月はカリキュラムがなかった。

前半は2組に分かれた。好きなほうを選んでよい。
ネットワーク関係の資格試験受験のための勉強をするグループ。
基本的に自習で、その期間内にFlashでオリジナル作品を1つ以上完成させるグループ。

そして後半は完全に自習の毎日だった・・・・・・

11月 閑話休題

わたしの背後の席の人はネット検索がとても上手な人だった。
今、「ネットで検索」なんて、当り前に皆やるけれど、当時のわたしには衝撃だった。

「こういうときどんな関数を組めばいいかな」とか「どうもうまくいかない」というとき、ぱっとネットで調べて解決法を見つける。
おいしいケーキもネットで見て予約。
お店も就職情報もネットで検索、疑問に思ったことはすぐ「ネットで」。

同じことを検索しても、慣れていないわたしなんて、どうにもうまく検索できない。
それともこれは慣れの問題ではなく、センスなのだろうか。
今ではむしろ、なんでもネットを頼るせいで、怪しい情報にまでひっかかりそうで怖い。

この人が何かにつけ「ネットで調べれば?」「ネットで分かるよ」と探し出してしまうのを感心して見ていて、わたしも検索というのをやってみるようになった。
そうだ、調べてみようかな、と思ったのは『レソト王国』。
とその国のモショエショエという英雄。
これも出てくるんだもん、びっくり。

地理や人口や歴史や産業については、図書館の百科事典の方が効率よく調べられたけど。
(瑣末なことながら、モショエショエはモシュシュと表記される方が多いようだった)

わたしにネット検索の第一歩を踏み出させてくれた人だった。
そして、Yahoo以外の検索エンジンgoogleを教えてくれたのも、この人・・・・・・

実際に使ってみる

あと少しで卒業ということもあって、休んで面接に行く人もいる。
履歴書も書く。

このとき「デジカメで撮ってPhotoshopで加工すれば十分使えると思う」という人が現れて、これもやってみた。

苦手意識のあったPhotoshopだけれど、なんて便利、と思った。出来上がった写真を見て。

大抵顔が赤らんでしまうので色調を補正、すると健康的で明るいイメージの顔色に。
薄ぼんやりしたどよ~ん目で写ることが多いわたしなので、何枚も撮ってもらい選んだ。
覇気のある顔の写真ができた。

髪がぼさっとしがちなので、ぷいぷいと出ているのを画像上で切り取った。
前の週に一枚1400円で写真屋さんで撮ったのよりいい出来。

これを一枚の写真の大きさに6枚貼り付けて、現像料は20円。
つまり20円で6つの履歴書ができる計算。

唇を赤でぐちゃぐちゃと塗って、ぼかしたらほんのりピンク色でいい感じにできた人もいた。
頬の赤みを増し、背景にブルーを選ぶことでシャープな「できる女」のイメージを強めた人もいた。

写真を撮ることも好きで、写真屋さんでずっと働いていた友達をふと思い出した。
DPEコーナーでは、証明写真は大きな収入源だった。
写真屋さんも大変だ。

そういうことってコンピュータが普及してから実にたくさんある。
パソコンてすごい・・・・・・

Perl

11月のカリキュラム3/3、Perl。
linuxのときのL先生が担当。外部講師。

Photoshopはあまり分からなかった。
Flashはそれ以上に分からなかった。
――そして、Perlに至っては、ちんぷんかんぷん。

4日しかないので、アクセスカウンタを作ってみて、それから掲示板を作ってみて、終わり。

なんとかして授業の内容を理解しようとしたし、画面上に「Hello World!」と表示もしたし、アクセスカウンタやら掲示板やらもなんとか作った。
また出来たときは嬉しかったし、楽しんで勉強した。
しかし正直、理解してはいなかった。

というより当時はどのくらい理解していないかも分かっていない状態。

今しみじみ、思う。
わずかとはいえVBAで変数を使い、意味が分かっている今なら、あの説明が分かる。
「変数というのは箱みたいなもの。その中にデータを格納しておいて、取り出すことができる」
そうだね、変数を説明するなら、箱にたとえるのがいいのだろうね、と納得する。
いろんなテキストや講師が変数を箱になぞらえるのが、なるほど、と思える。
でも初めての人に説明だけしても、多くの場合、分からない。
わたしも分からなかった。今でも完全に分かるわけではない。

これは半年間のすべての学習に言えることだけど、このときの勉強は第一ステップ。
その先どうつなげていくか、伸ばしていくかは自分次第、ということだとしみじみ・・・・・・

Flash

11月のカリキュラム2/3、Flash。
これは、副担任のB先生が担当。

Photoshopは4日間ではまだよく分からなかった、と書いたが、Flashは更に分からなかった。
これも4日しかなかったのだ。

Flashはとても楽しみにしていた。
インターネットでよく使われているっていうので興味があった。
それにB先生に教えてもらうのをとても楽しみにしていた。
B先生は明るくて大好きだったのだ。

理解したとはこの段階ではとても言えないが、面白かった。
面白かったというのは、しかし、テキスト通りにやればどんどん作品ができたからだと思う。
自分で一から考えて作れと言われたら、何がなんだか分からなかったかもしれない。

わたしはテキスト通りにやることには自信がある。
「ゆっくり慎重に」派なので、パパッと操作してしまって間違ったことをする、ということがあまりない。
だからテキストで細かく手順を指定してくれているものは、割とできる。

後に自分が教えることになって分かったが、Flashは失敗しやすい。
ほんのちょっとしたクリックのミスやしそこないで、全く動かない。

でもわたしはそういうレベルにさえ達していなかった・・・・・・

Photoshop

11月のカリキュラム1/3、Phothop。
担当はEP先生。ExcelとPowerPointも教えてくれた外部の先生だ。

始めのうちPhotoshopにそれほど燃えなかったのは、7月の悪夢のペイントと似たところがあったからだと思う。
円や四角、切り抜いたり、あまりうまくいかなかった記憶がよみがえった。

いくつか進めていくと、分かってきたのは「どうやらこれ系のソフトに重要なのは慣れだ」ということ。
それにしてもPhotoshopにはたくさんの機能があり、学習時間はたったの4日間だった。
4日しかないので、Webで使うということを考慮して、ロゴの作成とgifアニメの製作に絞った講義だった。
それに絞るといっても、まず最初は写真の選択をすることから練習した。

一番楽しかったのは、野菜の写真を切り抜いてコックさんの絵を作る、というもの。
範囲選択の練習のために行った。
Photoshopには様々な選択方法がある。それを学ぶためだ。
全員で同じコックさんを作った後、好きな絵を作るのが楽しかった。
同じ素材を使っているのに、人によって全然違う絵になるからだ。

こういうものはセンスなのだ、と思った。
gifアニメーションの作品を作ってみる、というのが面白くなかったのは、いいテーマを思いつかなかったためかもしれない。
やってみたいこと、表現したいことがあれば、クリエイティブなソフトの楽しさは測り知れない。

わたしには、結局、今でもセンスはないが、楽しさは分かるようになった。
無限の可能性を提案してくれるソフトだ・・・・・・

10月 閑話休題

のんびりムードの学校生活も、きっと今月くらいまでだろうと思っていた。
来月になれば、卒業を控えて就職を考え始めなければならない。
就職が決まってやめていく人も増えるだろう。

既に9月いっぱいで社会に戻っていった人が1人いて、秋風が吹いていた。

4ヶ月目に入ったので、生活のリズムもできあがっていた。

朝はだいたい同じ電車の、同じ車両に乗る。
帰りにお茶を飲みながらお喋りするなら、この喫茶店かこの喫茶店。
ハンコを忘れたらここかここで売っている、小腹がすいたら安いだんごをここで売っている。

お昼は教室組と食堂組がいた。

学食は広くて味気ないテーブルに味気ない椅子、トレイを持って配膳してもらう。
食べ終わったら自分で食器をさげる。
メニューはカレーやスパゲティなどの決まったもの以外は、A定食とB定食のような感じ。
学食なので安い。
汁物までついてこの値段なら、下手にお弁当を買うより安くてバランスがいい。
と、わたしは思ってずっと食堂組だった。
「ずっと一ヶ所にいると息が詰まる。お昼は外に出たい」という気持ちもあるみたい。
これは、働いているときもいつもそう思う。

毎日のようにお弁当を持ってくる人もいた。
安くて手作りのお惣菜屋があって、そこで買ってくる人もいた。
そういう人たちは教室で食べてもよかった。
でも詳しくは知らないのだ。わたしはずっと食堂組だったから。

男性たちに関しては、どうなっていたのかますますもって詳しくない・・・・・・

試験を終えて

9月に引き続き、10月も試験のために勉強していた。
10月の19日に初級システムアドミニストレータ試験を受けることにしていた。

この試験を受ける人がもう一人いた。
同じ日に基本情報処理技術者試験を受ける人も一人いた。
わたしたちは励ましあって勉強していた。

タッチタイピングの練習をしていたときも、マイペースにアメリカ式ドリルを使っていたが、試験の勉強もひたすら過去問題集をやっていた。
気持ちは励ましあうが、それぞれのやりたいやり方で勉強していて、気楽だった。
合うやり方というのがあるから、それが一番だと思う。

10月に入ってからは必死な気持ちだったので、授業の勉強は授業時間のみ、と決めていた。
いつも最後の1時間は自習で、何を勉強してもよかった。
これまでわたしはいつも、そのときやっている授業内容の自習をしていたが、10月だけは試験勉強をした。

ようやく試験が終わり、ようやく今やっているWebの課題に取り組み始めた。
自分でホームページを作る――ソフトを使わず直書きで。

それは楽しかった。

XMLは結局あまり分からないままに終わったので、HTMLとJavaScriptだけを使った。
それをやっと完成させて、次の月に入っていった・・・・・・

HTMLでページを作ってみる 2

自分で作ってみるホームページ、テーマはアガサ・クリスティの「開いたトランプ」に決めた。
ページをどう構成するか考えた。
おおまかなレイアウト構想を紙に書き付けてみた。

作り始める前に、こういうふうにしたいというスケッチがあると楽だと思う。

次は、使えるサンプルソースをテキストで探すことにする。
これまで作成したページも開いて見る。

打ち込んであるソースを活用すればいいのだ、と考えていた。

フレームをつけようと思えば、フレームのソースをテキストで探して考える。
どことどこを変えればできるだろうか。
そういうことを考えると、このタグは何?削って問題ないものかしら?なんて思う。
そうして、ああ、これはこういう意味だったのか、と悟ったりする。

本当に自分でやってみるって大事だなあ。としみじみ。

せっかくだから習ったことをなるべくたくさん使いたい。
フレームも、背景も、水平線も、新しいウインドウで開くのも、と欲張ったのでがちゃがちゃしたホームページになった。
でも初めてのことだしね。と自分を納得させる。
とても満足のいく出来だった。

今ではフレームのページなんてないけどね・・・・・・

HTMLでページを作ってみる 1

まがりなりにも少し分かってきたような気がしたのは自分でホームページを作ってみたとき。

短い期間なので無理なら仕方がないが、という但し書きはありつつ、実習課題が出ていた。
そのうちの一つが簡単なものでいいので自分でホームページを作ってみる、というもの。

是非やってみたい!と思いはしたものの、さて、テーマはどうしよう。

たまたまそのとき、先生がブリッジの話をした。
そして公式ホームページを紹介してくれた。
ブリッジといえばアガサ・クリスティ!――わたしにとっては。「開いたトランプ」!

「開いたトランプ」というアガサ・クリスティのミステリがあって、有名な灰色の脳細胞探偵エルキュール・ポアロが出てくる。
4人の犯人候補を吟味して殺人事件の謎を解くというもの。
この本をWebページにしてみようと考えた。
容疑者を提示し、その説明をリンクする。
この話はブリッジの勝負が推理のポイントになるので、ブリッジの展開もリンクしたページで作って・・・・・・と構想が決まる。

資格試験の勉強もあったので、放課後などにあまり時間を割けない。
壮大なテーマを考えて、すべて自分で内容を作ろうとするとできないと考えた。
これなら本の通りに展開していけばいい。

時間もないことだし、これまで作りつづけたリストの中で「これのこの部分を使おう」とつぎはぎして簡単に作ることにした。
作ることにした、と言ったが、始めてみればやはり「うーむ」となった・・・・・・

HTMLとXML

10月は7日目までlinux続きだった。
HTML&XMLには3週間しかない。

先生はとても熱心に教えてくださった。
この学校の教諭で、C先生。

これまたひたすら打ち込み打ち込み。ある程度講義を聞いたら、メモ帳にHTMLでソースを打つ。
タグの意味なんて分かっているようないないような、という状態なので、テキスト通りに写す。
インターネットエクスプローラで開いてみてうまくいっていなかったら丹念に手直し。
成功していたら次を打ち込む。

この繰り返し。

ここにもまたWordやExcelのときと同じ喜びがあった。
目論見通りのページが表示されたときはとても嬉しい。
1つ1つのステップを1枚のWebページにしていく内容だった。
たとえば、フォントサイズを指定してみただけのページ、水平線を引いただけのページ、そうしてタグを覚えていく仕組み。

Webに関することは、最初「そういう方面の仕事にはつくつもりがないし」と思ってもいたが、やり始めてみると楽しくて楽しくて。

ただ、WordやExcelの時ほど理解してはいなかったとは思う。
ひたすら教科書通りに写すのみで、オフィスアプリケーションのボタンのような「あ、これ押すとコピーか。」みたいな理解は、まだなかった。

このとき使っていたHTMLのテキストは、今ではもう絶版になっている。
けれど、とても分かりやすいテキストだったと、今見返して思う・・・・・・

9月 閑話休題

この頃はいろいろなことがとても楽しかった。

まず第一に最初の頃の緊張もとれて、クラスメイトと仲良くもなり、再び得た学生生活を謳歌していた。
社会人になってからの勉強はとても楽しい。
同じことを言う人に何度も出会ったことがある。
そういうものなのだと思う。

仕事が絡まない――つまり利害関係のない人間関係も、楽しかった。
仕事で知り合う人というのは、どうしても利害が絡んでくるので、純粋なつきあいにはなりにくい。
面倒のない友情が、一度にこんなにたくさんある場所、というのは、なかなかない。

第二に、この時点ではまだ半分過ぎていなくて就職活動に追われてもいなかった。
10月からはこういう「学校生活」も終わりに近づき、就職も考えなきゃならないと思うと余計に貴重に思えた。

早い人はこの時点でもう将来を考えたり、就職活動を開始していたのである。
ネットワークの授業が終わる頃、最初の就職者が出た。
彼女は――女性だった――、退学して社会に戻っていった。

「帰りに**でお茶していこうよ」
「飲み会をやろうよ」

20代~50代までの人がいたけれど、年齢の差はあまり関係なくて、自然に友達になった・・・・・・

資格試験

9月から10月にかけては、資格試験を受けた。
せっかく学んだのだから、資格という形で残したかった。
もともとキャリアがないので、そうでもしないと次の就職で業種転換をするのは難しいだろうと思った。
わたしはもうサービス業に戻る気はないからだ。

Excelの資格をとろうと思い、必死で勉強した。
割と無謀な賭けだった。
8月後半から習い始めたExcel、9月13日には試験。

それもちょっと高い級を狙った。
そのため撃沈。

次の10月の「初級システムアドミニストレータ」試験にすべては託された。

これもまた必死で勉強した。
主に過去問題集を繰り返し解いた。

1日がかりの試験で、午前は知識問題がたくさん出る。
午後は実地の考え方みたいな大きな問題が幾つか出る。
とにかく午前問題の暗記に務めた。
午後問題は練習するしかない。

今ではこの試験はなくなってしまった。
せっかく持っている身としては、悲しいことだ・・・・・・

linux ネットワークサーバー構築

さて、PowerPointも終わるとついにlinux!
この部分は、外部のL先生とX先生が交代で担当。

ネットワークサーバ構築。
・・・・・・わたしは、サーバって何? というくらいの初心者。

でも楽しかった。
というのは、こういうのは初めて、という人もたくさんいたから。
事務職でパソコンをたくさん使っていた人でも、「コマンドなんて打ったことない」という場合が多い。
そういう意味では、初心者のわたしもベテランの人も、同じように「初めて」でドキドキ。
気楽だった。

もうひとつ、気楽だった理由は、放課後残らなくなったからだと思う。
linuxの間は、残って練習することも復習することもなかったので、夕方家に帰っていた。

linuxの授業で最高だったのは、グラフィカルじゃない画面。
コマンドを打ち込んで操作するところ。

お~、なんか高度なことしてるって感じだ~。
他愛なく満足した。
わたしにはこれぞコンピュータという気がする。

このときの授業を仕事で役に立てたか、というと、全然だ。
でも面白かったし、いい経験になった。

なんでも経験である・・・・・・

PowerPoint 2

PowerPoint最終日の午後は、各自が発表をする。
持ち時間は7分。
そのためのプレゼンテーション作りを、2日目からしていた。

プレゼンテーションの楽しさと難しさを、存分に経験させてもらった。

やはり難しいのは、PowerPointの技術ではなくて、プレゼンテーションの技術だった。
聴衆の注意を逸らさせないような構成。
どのような効果を使って作成したら自分の主張したいことが伝わるか。
実際に話すとき、どういうペースで喋ったら聞きやすいか。
決められた時間で短すぎず長すぎず終えるには。
など、難しいと同時にこれが醍醐味でもあった。

時間は決まっているけれど、時間に合わせるのは意外と難しいと分かった。
「リハーサルをしないと意外と時間通りにうまくできないものですよ」
先生が何度も言っていたけれど、リハーサルをする人はそれほど多くなかった。

これは仕事ではないので、皆、楽しくやっていたためもあり、実際に発表のとき時間通りに終わる人は少なかった。
自分のは短いと思っていてもオーバーしてしまったり、とても早く終わってしまったり。
特にオーバーすることがいかによくあることか、考えさせられた。

プレゼンテーションにリハーサルは必須だ。
今、仕事でプレゼンテーションをする機会には恵まれないけれど、得がたい経験だった。
こういったことを考えた経験が、後になって生きたと思う。
PCインストラクターは、分かりやすくメリハリをつけて、そして時間ぴったりに終わらせなければならないのだ。

この発表をした後、EP先生は「あなたはインストラクターに向いていると思うわ」と言ってくださり、わたしは「とんでもない!」と思った。
でも結局は、EP先生の紹介からその仕事を始め、今に至っている・・・・・・

PowerPoint 1

9月。
はじめのうち3日、PowerPointの授業があった。
担当は、Excelに引き続き、EP先生。外部の先生だ。

PowerPointは面白かった。
いろんな効果があって、アニメーションを作ってるみたい。

操作そのものは難しくなかったので、確かに時間はそれほどいらなかった。

最後の日の午後、発表会をしましょう、とExcelの終わるときから言われていて、え~っ、と言いつつ、テーマを決めて作り出すと面白くなった。

以下の中からテーマを選ぶように言われる。
 自己紹介、自分がもし起業するならこんなことをする、自由テーマ

わたしは自由テーマにしようと決めていた。
2つ、思いついたことがあり、迷っていたが、なるべく楽しいほうを選ぶことにした。

さて、テーマは決まった。
次は実際にプレゼンテーションを作っていかなくてはならない。

先生が、話し方の注意点や構成の注意点をまとめた紙を用意してくれていて、それを参考にまず構成を考えた。
これまた先生が、記入用の用紙を用意してくれていた。
この用紙には、たとえば思いついたことを箇条書きにする欄や、起承転結を書く欄があり、記入することで自然に構成できるようになっていた。

プレゼンテーションは、操作テクニックよりも内容や展開が重要である、と知ることができた・・・・・・

8月 閑話休題

楽しいと言っても毎日慣れない勉強をしていたのだから、疲れはする。

わたしはお昼は学食で食べることが多かったが、ある日ランチタイムにパスタを食べに行った。
6、7人はいたと思う、大勢だった。

そのとき、ひょんなことから血液型の話になった。すると・・・・・・
「私はO型」
「O型」「O型」「B型」「B型」・・・・・・とOとBばかりなのだ。
いままでこういう話になると大抵Aが一番多かったものなのに。

へえ、どういうことだろう。
パソコンの適性があるというのがOとBに多いのか、給付なるべく多く貰おうという人がOとBには多いのか(これB型の人の意見)、興味深いことだなあ。

早速聞き込みを開始してみた。「○○さん、血液型何型ですか?」
 一人目、「体は小さいけどO型」
 二人目、「がたがた」
 三人目で一時挫折。
「血液型で性格が分かるとか何の根拠もないんだよ。国によっては自分の血液型なんて知らない人がほとんどっていうところもあるし、外国でそういう質問をしたら失礼だととられることもあるよ」
興奮が冷めた。

まあ、確かにね、そうなんだけど。

結局、諦めきれなくて全員聞いた。
O=8人  B=7人  A=4人  AB=2人 という結果が出た。

何の役にもたたなかったけど、「○○さんは何型?」「へえ、あの人B型なの」という会話で仲良くなる度合いが増したと思う――けど、どうかな。

なんにせよ時期的に硬さがとれてきたところで、血液型で盛り上がって楽しい月だった・・・・・・

放課後の復習

家にもパソコンはあったけれど、教室で使っているものとはヴァージョンが違った。
ほんの些細な画面の違いが、初心者には大きいのである。
それで、毎日のように放課後、居残ってWordやExcelを練習した。

わたしはコツコツやることが嫌いではない。
そして、できあがったものが積みあがっていくのが好きである。

ワークブックの課題を1つ、また1つと完成させ、フォルダの中にファイルが増えていくのが嬉しかった。
フォルダは『Word』『Excel』と名前をつけ、それぞれの課題ファイルのアイコンを眺めて喜んでいた。

またわたしは課題を全部やることに情熱を燃やしていた。
読み始めた本は、絶対最後まで読むタイプなのだ。

このひたすら練習をした時間が、後からわたしの財産になった。

こういったソフトは、どれだけたくさん使ったかが重要なのだ、と分かった。
仕事での経験がないので、練習問題をたくさんしておくことがわたしには必要だったのだ。

7月にタッチタイピングの練習をするために居残っていたときは、わたし以外の居残り組は1人だけだった。
その人も前の職が事務職ではなかったので、タイピングの練習をしていたのだ。

8月には、ワークブックの続きをやるために残っている人が、何人かいた。
顔ぶれは日によって違うし、帰る時間も人それぞれだったけれど、だんだん知合いが増えていった・・・・・・

予習

Wordに入るに当たって、わたしはタッチタイピングの練習をした。
前から怪しげにはできていたのだけれど、いつも正確にFとJに指を置いていたわけではない。
それを矯正するために、3週間かけた。

Excelの前には、家で予習してみた。
わたしは数学が苦手だったので、数字を扱うと言われただけで不安になったからだ。

今ではExcel――特に初歩のExcelは、数学が苦手でも問題ないと分かる。
むしろ、苦手な人が計算しなくていいように存在しているソフトだと思う。
でもこの「計算する=数学、数学が自分は苦手、ゆえにこのソフトも苦手だと思う」という三段論法はよく聞く。
初めて学ぼうとする人は、たいていこう思うようだ。

仕事でそういう人に出会うと、「そんなことないですよ」と力説するが、信じてもらえない。
自分もそうだったことを思うと、言っても納得してもらえないだろうと分かる。

とにかく家で、テキストの最初のほうの簡単な表を作ってみた。
わたしはおっかなびっくり、慎重に読むほうなので、テキスト通りやったら簡単にできて驚いた。
――当然である。すごく単純な表&計算だったから。

でもこの予習があったおかげで、授業のときには不安がなくなっていて、すんなり覚えることができた。
テキストの簡単な表は、家で一度作っている。
わたしは遅れることなく、操作についていくことができた・・・・・・

Excel

Excelも約2週間。担当は外部講師のEP先生。

Wordが楽しかった分、Excelに移ることを考えると憂鬱だった。
もともと算数みたいなものは苦手だったし、関数だとか言ってるし、このままWordを続けたいと思った。

しかしこれが始まってみると、楽しくて楽しくて。
またもやワークブック完全制覇を目指して、黙々と表を作りつづけた。

黙々とと言ってもWordのときより関数はやはりうまくいかないことも多い。
隣の人と背中合わせの人の二人は、もともと知識がある上に熱心だったので、こうしたらああしたらと話し合うことはとてもためになった。

その人たちは時々恐ろしく複雑な関数を作っていたっけ・・・・・・

でもExcelの計算の面白いところは正解が一つではないことだ。
ものすごく複雑な関数を1行で書いてもいいし、まずここでこう計算して、それをこういう式で計算して、それをこのセルに入れたらこういう風に加工して・・・・・・と何段階かで行ってもいい。
結果として同じ答えが得られればいいわけだから、単純な関数を何度か組み合わせると同じ複雑なことができたりする。

どうやったら目的の数値を抽出できるか、自分で考えてやるところが醍醐味。
他の人のやり方を見て、なるほどそういうやり方もできると感心する。

一度でうまくいかないときも何度もあったけど、それはまたそれで出来たときは嬉しいもの。

コンピュータって使ってみると便利だし、「誰でも出来る」という魔法の道具だし、面白い。
どうして今まで敬遠していたのかなあ、なんて調子のいいことを考えたりした・・・・・・

Word

8月。いよいよWord。
講師は、外部の先生、W先生。

先月までの「分からなくてもいいですよ」というのと違って、なんとか他の人についていかなきゃ、と大決心をして迎える。

緊張と不安の中始まってみると、Wordっていうのは、これがなんと誰でも使えるのである。
コンピュータだから当たり前なのだけど。
同じボタンをクリックすれば、かなりパソコンに詳しい人と全く同じことができる。

「なんだ、できるじゃない!」

この喜びは大きかった。
初心者なので、先生がプロジェクタで説明している時は一緒にゆっくりやった。

課題を進める時間とか、自習時間とか、放課後とか、自分で練習を進める時間は、黙々とやっていた。
ワークブック完全制覇に向けて、ひたすらWord文書を作っていた。

今思ってもあの頃は楽しかった。
完成品をフォルダにしまう喜びといったら!

7月中の努力によって、タッチタイピングもまあまあできるようになっていたので、文書を作る作業に没頭した。
なかなかいい出来だと思える文書ができると満足感も大きい。

Wordってなんて楽しいんだ! と、このとき知った。

既に会社で使っていた人にとっては、当り前の内容だったかもしれない。
そしてわたしはその人たちに比べれば、とても作業が遅かったかもしれない。
でも周りなんて関係なかった。わたし自身はとても楽しんだのだから・・・・・・

7月 閑話休題

最初の月、A先生の授業では、ときどき話がそれて、いろいろな話題が飛び出した。
そういうのも面白かった。
それると言っても、やはりIT系の分野にそれるので、ためにもなる。

初期のコンピュータの時代から研究している人なので、昔の時代の話は面白かった。
古いアニメで見るような、紙に穴があいているような出力をするコンピュータ。
すごい人は、それが読み取れたという。

この月、A先生が授業の中で紹介した本を読んだ。
「ENIAC神話が崩れた日」

世界で最初のコンピュータを作ったのはモークリーとされているが、実はそれ以前にアタナソフという人物がABCマシンというものを創り実験していた。
モークリーはそれを見学に来て、熱心に吸収し、そのアイディアを自分のものとして彼のコンピュータを作った。
アタナソフの復権をかけた裁判を冷静に書いていて、読み物としても面白い。

裁判はアタナソフの勝利だったけど、あまりに遅い勝利だった。
「世界で最初のコンピュータを作った人」としてモークリーの認知度は高く、確立されてしまっている。
せっかくの裁判の勝利も、ちょうどそのとき起こった政治的な大ニュースの陰になってセンセーショナルな話題にならなかった。(確かウォーターゲイト事件だった。)

この本を読んですぐ後、Wordに移りワークブックの課題をやろうとしてみると、一番はじめの課題の文章には「モークリーが最初のコンピュータを作った」とあった・・・・・・

最初の努力

この最初の月にわたしが熱心に取り組んだのは、タイピング。

ブラインドタッチができる状態で来月のWordを迎えたかった。
これまでの怪しげなタイピングはすべてなかったことにして、JとFから地道に始める。

タイピングソフトも使ったけれど、主に愛用したのはタイプライター用の24時間速習テキスト。
これは本当にスグレモノだと思う。
さすが、もともとアルファベットキーボードを使っているアメリカ人の考案だ。
大変効果的に覚えることができた、と思う。

しかし後に、自分がPCインストラクターになったとき、分かった。
これが有効なのは、ローマ字がスラスラ読めるという前提がある場合のみ。
TA=た ということが分からなければ、TとAの位置を指が覚えたって、スイスイ打てないのである。

タイピングは毎日少しずつやるのが効果的だという。
でも「一日10分」なんて悠長なことは言っていられないので、もうちょっと多くやることにした。

A先生はこのクラスの担任でもある。
最初のときにこう言った。
「毎日、最後の1時限はその日の復習ができるように自習にします。
それから、毎週金曜日は自習の日です。一日中、自分で好きな勉強をしていいです。
また、残って勉強していきたい人のために、毎日夜8時まで教室を開けておくように事務課と話をつけてあります」

そこで毎日1~2時間、居残ってタイピングを練習した。

世の中には「本当に文字を入力してるのかしら」と思うほど早い人もいて、そういう人に比べたらカメのようなスピードだけど、なんとか8月には手元を見ずに打てるようになっていた・・・・・・

linuxを使ってみよう編

「計算機工学入門」と「パソコンを使ってみよう」をある程度やった後で、A先生はふと言った。
「linuxを使ってみましょうか」

カリキュラムでは9月にやることになっている、linuxによるネットワーク構築。
「9月には忘れちゃうだろうけど、まあ、使ってみましょう」、ということに。
使わせていただいている教室のパソコンはまだlinuxが入っていないので、別な部屋を2週間ほど借りて行った。

linuxを使ってやったことは、非常に簡単で基本的なコマンド。
別のフォルダに移動したり、そのフォルダ内のファイルのリストを表示したり。
そして華氏を摂氏に直すという関数をちょっとやってみたり。

何を覚えたっていうほど理解もしなかったけど、なにしろ、コマンド使ってるというのに感動した。

アイコンをダブルクリックしたりしないのである!
cd abc なんて入力しちゃったりする。
カレント ディレクトリとか言っちゃったりする。
カレントにディレクトリ!――その響きだけで、もううっとり。

感動のあまり自宅のパソコンに即linuxを入れた人もいたくらい。
わたしだって入れたくなった。

当然、これまでのキャリアによっては「あ、ま、初歩だね」という涼しい顔の人もいる。
しかしわたしはずっと五里霧中で、結局最後まで霧の中のようなものだった・・・・・・

使ってみよう編

最初の月は、理論ばかり勉強していたわけではない。
「パソコンを使ってみよう!」というようなことも、並行してやった。

これはコンピュータ入門のテキストを使う。

このテキストに沿って、いろいろとパソコンを使ってみる。
ペイントを使ってみたり、Wordで作ったWebページを変更してみたり。

この中で一番印象に残っているのはペイント。
ペイントソフトを使ってテキストの見本と同じ絵を作成する、というのに悪戦苦闘。
ペイントのようなソフトは操作の慣れみたいなものが重要だ、と今なら分かる。
けど、その時はどうやってもテキストのようにならないし、隣の人はきれいに作ってるしで、疲れた。

あまりうんざりして、やっと終わったときは心の底からため息が出た。

おっそろしくへんてこりんな絵になった。
気を取り直して、違う絵をを自分で描いてみたりもしたけど。

後々、PCインストラクターになり、パソコンの基礎みたいなコースでやはりペイントを使ってみようという章があり、生徒さんが悪戦苦闘しているのを見る。
「これは単に慣れなので気にしないでください」と言う。
けれど、楕円がどうも思った位置にできなかったりすると「私ってだめだなあ」と感じたりするものなのよね。と同情。

今となってはいい思い出だけど・・・・・・

計算機工学入門 2

最初の月、計算機工学入門は配布プリントで学習した。
ひとことで言うと、「基本情報技術者」資格試験の基本知識部分。

ま、基礎だよね、という涼しい顔で受けている人もいた。

わたしは生まれて初めて遊園地に行った子供状態。
見るものすべて新しく、聞くことすべて発見で、することすべてが冒険。

クラスでは一、二を争う初心者だったので、隣の席の人が心配してくれたりした。
「何か分からないことがあったら、遠慮なく聞いてください」

心配されて当然。
学習したものを保存しておくために、フォルダを作ることになり、それがわたしにとっては初体験。
メールを使えば、『返信』という機能に驚く始末。
実はそれまで返信を知らなかったので、いつも新規メールで返事を出していた。

コンピュータ社会の現代、周りを見渡せば、関係者はごろごろいる。
ちょっと歩けばSEにぶつかる。

そういう人たちの話に出ていた単語や事物が、「そういうことだったのか」と分かる。
だからこの入門編の勉強はとても楽しかった。

ただ、午後のけだるい時間になると、眠気を我慢するのがとても大変だった・・・・・・

計算機工学入門 1

最初の月7月に勉強したのは「計算機工学入門」。
担当は、担任のA先生。

計算機、とは何? あの電卓?――ではない。
コンピュータのことである。

わたしは別に驚かない。
ロバート・A・ハインラインというSF界の大御所の作品に「月は無慈悲な夜の女王」というのがある。
その作品の中では、「計算機」「計算機」と連呼されていて、どうもピンと来ない。
何を表しているの? 電卓のこととも思えないけど――と読み進めていたら。
途中で「計算機」という漢字に「コンピューター」とルビが・・・・・・。
なんだ、コンピュータのことか~、なら納得の内容だ~、と思ったことがあるから。

この科目については、あらかじめ副担任のB先生が予防線を張っている。
「覚えられなくても、理解できないことがあっても、かまいません。これから半年勉強していく中で、
後になって、あ~そういえば習ったなぁ、とか、あのときの話はこのことだったのかぁ、と思ってもら
えればいいです。今月は言葉のシャワーを浴びていればいいと思ってください」

これまでのキャリアや、持っている資格によっては、耳慣れた講義かもしれない。
けど、そういう人は半分もいないので、挫折して悲しくならないよう手を打っておく。らしい。

「全然分からないわ~!」
休憩時間に廊下で一番騒いだのが、二進法や十六進法の計算の講義。
そう言いつつも、計算ができるととても嬉しくて、楽しかった。
初歩の初歩の計算でも、解けるとなんだか偉業を達成したような気持ちになった・・・・・・
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