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ある秋の一連の日記 01:中間地点の頃のわたし

10年単位で見てみると、最初のとき何も分からなかったわたしが、10年経った頃には自分でも少しは「ずいぶんいろいろな人を見てきたな」と思えるようになった。

わたしは福祉を大学などで学んだ専門家ではない。リハビリ技術や、障害者を指導する方法を学校で学んだこともない。その上、経験もゼロときては、何もかもが1からだった。
10年も経つと、そのときそのときのPCプラクティスやスキルアップ研修のため、怠け者のわたしも追いまくられてあれこれ考える。いろいろな人から教えられたり、できるときは教えを乞うから、知識も増える。
断片的な知識は、年月が経ってこうして書くことによって、整理され統合されることも多かった。

だいたい10年が区切りだったと思う。
10年までが知らないこと満載の時代、覚えることばかりの時代。10年から先は、得た知識を体系化し、自分自身の出会いや経験から導き出したことを整理し、活かしていく時代。

ゼロからベテランまでの道のりのちょうど中間地点のある年、たまたまわたしは日記を書いていた。
日記を始めるけれど、いつのまにか止めてしまう。また始めるけれど、いつのまにか止めてしまう。中学生くらいの頃からそうだった。書いている期間より、止めている期間のほうが断然長い。

このブログもいよいよ最後の章に入って、少しでも記憶を掘り起こそうと過去のメールやらメモやら手帳やらを見ていて、前述の日記を見た。
一連のスキルアップ研修で、自分がバタバタしている様子が思い出された。

あのときはボロボロだったなぁ――

疲れたという意味でもボロボロだったし、あれこれ工夫を試みた割には効果がなくて、結果としてもボロボロだった。
終わったとき、頭の中にイメージ画像が浮かんできた。気張っていい服を着て、髪も整えた自分が、強風にあおられて右往左往した挙句、風がやんだら髪も乱れて、服も少しよれて、呆然と立っている図。

そのときに担当した人たちは、これまでの話の中に出てきたこともあった。
でも出てこなかった人だけを描こうとすると、バタバタしている様子が伝わらない。

繰り返しになってしまうけれど、やっぱりもう一度ご登場願おうと思う。

障害特性の話でも、障害による不利や苦労の話でもない。
わたしの話である。

働いているわたしの、ただのワンシーンである・・・・・・



●8年目:いろんな出会い
Chapter 4 どこかの誰かのストーリー



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■まえがきにかえて(おことわり)■


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